綴虚堂の日々

ヲタの日常

疾風スプリンター

この記事は、以前管理していた自転車ブログからの移動です。
元記事公開:2017/1/10

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気になっていた映画、見てきました!
疾風スプリンター

…正直、日本語タイトルを見たときにはがっくりきましたが。
元々、twitterで台湾での公開時に情報が回ってきたのを見て楽しみにしていたので。
予告編は台湾verのほうが格好いい気がします。
(作品のfacebookページ内に台湾での予告編があります)
www.facebook.com/TOTHEFORE.TW/?ref=br_rs


作品の内容的に、ミニシアター系での上映かなと思っていたら、ミッドランドスクエアシネマでびっくり。
しかも別館とかでもなく!
残念ながら上映スタート日にも関わらず10名程度の客入りでしたが…
自転車仲間の間でもあんまり話題回ってこないし、若干PR不足なんじゃなかろうか。

主要な人物は、同じチームにアシストとして同時に参加した二人の青年と、別の女子チーム(スポンサーか何かが同じ?)に所属し、肺の病気からの復帰を目指すヒロイン。
青年達はエースとしての勝利を目指し、ヒロインは競技への復帰を目指すも、困難は次から次へと現れます。

原題の破風は、アシストの意味であるとtwitterで回ってきたのを見かけました。
で、調べたらあちらの映画紹介で、確かにそれらしいことを見かけました。

原來「破風手」指的是在團隊比賽中,騎在前方幫忙突破空氣阻力,為「衝線手」保留體力的人。

彭于晏新片演「破風手」 專業術語網友難懂│TVBS新聞網

作中では、アシストするという行為が直接的にも象徴的にも何度も描かれます。

レースシーンは、予告で見た通り、すごく格好良かったです。
ド迫力。むしろこんなのよく撮影できたなというくらい。
機材的な意味でも道路使用の意味でもあれを走れる演者さん集めるという意味でも…。

主要人物の機材を、タイヤやガーミンに至るまで色分けして見せてくれるのはわかりやすくてよかったです。

落車シーンが多いので、見ててちょっと「あいたた…」となります。
これは撮影のためにやっていたとしても痛いよね、という場面とかも…
エンディング内でのオフショットらしき映像でも、ローラーから落車している映像ありましたし。
見終わったあとで映画紹介を見たら、撮影の間でのけが人80名、内5~6名が骨折したとか…
主要な役者さんアクション俳優さんなのかしらと思ったら、紹介見る限りそうでもなさそうで…。(吹き替えでどうにもならなさそうな場面も…)

残念なのは、ストーリーを詰め込みすぎていて、途中で話からおいて行かれそうになるところかなと。
作中、何シーズン経過したんだろう…
中盤あたりのチウ・ミンの選択も、どうしてそこまで…と、ちょっと突飛すぎるように感じました。
…が、全体で見ればまあ満足です。


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