綴虚堂の日々

ヲタの日常

「舞台刀剣乱舞 慈伝 日日の葉よ散るらむ」

今回、配信で見ました。
いつものごとくネタバレ気にせずいきますので、いやな方はお引き取りください。
(そして画像はいつものごとく、Amazonアソシエイトの機能によるものです。)

今回の刀ステ、これまでの作品を第一シリーズとして、第二シリーズに至るまでの幕間的な日常話という感じでした。
なので、いきなり見る人にはちょっと向かないかも。
刀ステは、ゲーム知らなくてもある程度いけると思うんですが、シリーズは追っておいたほうがよいかとは思います。

いきなり始まる聚楽第イメージ映像。
監査官さん、帰還時に「また会うことになりそう」みたいに言って部隊の背中を見送った後で顕現場面なので、一旦それぞれの拠点に帰還したあとに落ち着いてから本丸に配属されているのね。
オープニング曲がこれまでとは打って変わって明るくポップにという感じなんですが…一緒のタイミングで左右にゆれてる短刀ちゃんたちとてもかわいい…
「戦いのあわいの日々」ということで、幕間話であることも明確にされました。

前作で敵に本丸の場所がばれて攻め込まれたためにお引越し、という流れなんですが、「夏の間中あちこちに」いたってどういうことですか。その本丸どんな状況になってたのですか。そこもっと詳しく聞きたいです。
長義が配属されたことで山姥切国広をものすごく心配する長谷部と、楽観的な山伏という保護者コンビ、そこに山姥切国広に肩入れする同田貫が、山姥切国広と長義を会わせないようにするコメディ、というのが前半部の内容です。
長谷部と博多、なにじゃれてるんですか…だっこ&壁ドンしてません?気のせい?

ここからみんなが本丸をうろうろするコメディパートなんですが、首をかしげるまんばちゃん、山伏に俵だっこされて運ばれるまんばちゃんかわいい…。

長義の側は、新人歓迎の宴会中「偽物君」発言をしたことによって同田貫が激怒、他のメンツがなだめる側に。
…これやっぱり、「にせもの」の意味の受け取り方が男士ごとに違ってそうだなーなどと見ながら思ってました。
まんばちゃんが「写しと偽物は違う」って言ってますが、少なくとも現代で実物の話をするときにはそれでいいんですよ。写しはそれ単独でも美術品として尊重されるべきものです。
でも、古い本の中では「似せ物」が写し物を意味していることがあるそうでしてね…。
そして一応今の辞書でも「にせもの」って調べると、贋物の前に「模造品」って定義出てくるんですよね…。
あの発言をそのまま受け止めてた男士たち、「にせもの」をそちらの意味に変換してたんじゃなかろうかと。
それだったら怒る必要かけらもないんですよ。侮辱の意図もなにもなく、事実を言ってるだけになるので。

険悪になった雰囲気を手を一つたたくだけでおさめちゃう太郎さん、めちゃくちゃ格好良かったです。
そして素敵おネエさんな次郎さんが舞い始めると男前なのもとても素敵。

長義も本丸の中をふらふら。
南泉を見つけたところでちょっと表情がゆるんでつつきに行く姿がとてもかわいらしい。
あ、南泉もかわいいです。ネコチャンがいた…。

長義の、「認めたくはないが迷ってしまったようだな」という言い方がとても好き。
そして、長義のセリフ、かなりきついこと言ってるんですが、そこに「後から後悔する」と止めに入る南泉…
昔馴染み感がとてもよい…。そしてこれが入るからこそ、長義が嫌なやつというより、ちょっと言葉選びがよろしくない意地っ張りな子という印象に緩和されていく感じが。

大包平、うるさくて若干うざいのだけど、そこがとても「らしい」感じでよかったです。
動きがスーツアクターさんくらい激しい感じ…。
そりゃ鶯丸でなくても観察したくなるよ。

後半は、名乗りをかけての山姥切ズ集団手合わせ。
追い込んだと思ったら陰から短刀ちゃんたちがでてきて囲まれてるって、とても格好いいけれど、やられたら怖そう。
次郎ちゃんの殺陣、すそとかがひらひらして、とても華やかで素敵でした。

山姥切国広と長義の一騎打ち、圧倒的な練度差を感じさせる殺陣でした。
まんばちゃん、鞘だけで倒してるよね?
そしてやられてもやられても立ち上がる長義もとてもこう…くるものが…。

そして五虎退の探し物、お守りのどんぐり。
ひょっとしたらこの先三日月が戻ってくることもあるのかな…。先がとても気になります。

共感性羞恥持ちなので若干しんどい場面もあったんですが、全体的には満足でございます。

そしてラスト、文久土佐の予告きましたね…
土方組が来るのにびっくり!これで兼定ズと堀川派がステ本丸にそろいますね!
まんばちゃんいなさそうなのはちょっと寂しいけれど、こんどのお話も気になるので申込みがんばりますよー。
(いまだステもミュも現地に行けたことないのだけどね…)