綴虚堂の日々

ヲタの日常

8月インテの記録

参加してきました。8/22インテ。

行きの中央線も、帰りのニュートラムも余裕で座れたといったら普段参加している方々には尋常でない状況が伝わるでしょうか。

サークル参加者は各島に数名ずつというところ。
そして大阪はいつも撤収早めですが、今回は特に…
14時すぎにはもう、ほとんどのサークルが完全撤収してたような。
一応閉会時間までいたけどだいぶ寂しい状況でした。

今回、新刊はあまりでなかったものの、特殊設定ものなのでこれは仕方なし。好き嫌い出るでしょうし。
既刊は前回の倍くらいでました。どうにか出店経費とんとんです。
(プレゼンアンソロ、当初予想より需要がおおきいことがわかって計画を上方修正したのでそこから比べるとだいぶ少ないですが、実は計画当初時点で考えていた「二回目以降の頒布想定数」くらいには今回出ました。具体的には数冊程度だけど。)

スペース設営はこんな感じ。
衝立を立てていないのは、隣が合体配置予定だった友人のところで、不参加が明確な状況であったためです。
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当方の対策決定基準ですが、「なんとなく行われているものを真似るのではなく、医療アカウントの発信する情報を元に決める」ようにしております。
(その後看護師さんによる対策のご案内見かけましたが、見本誌への方針以外は概ね一致した様子。)
当方自身はどちらかといえば電子の海のウイルスのほうが専門に近い身ですが、リスク分析系の諸々をやってきておりますので、この件も一応リスクの洗い出し→影響が大きく対策効果があるところから対応という感じです。
(逆に、対応効果が薄いと考えられるものは行っていません。)

負担ばかり大きくて効果の薄い、あるいはマイナスになり得るビニールシートや手袋着用は行いません。
(参加者全員マスクのためビニールによる対策の意味は薄いし、手袋はかえって汚染を広げる原因になります)

手洗いはイベント前後のみでしたが、途中適宜除菌ウェットシートで手を拭いています。
(除菌ウエットの除菌効能は概ね「拭き取る」ことによるという実験結果も見かけましたので、ここでは適当なものを使用しています。)
現地では持ち込んだペットボトル類以外を口にしていません。(手→自身の口という感染リスクを減らす)

見本誌も普通に設置しています。
うちの見本誌見るの、一度のイベントで数人いたら多いほうなので、市中のコイントレーのほうがよほどたくさんの人が触っててハイリスクなわけですよ。
どちらにせよ外で買い物をしたなら手を洗うべき状態になっているわけだし、手を洗えばたとえ見本誌経由の汚染があったとしても無害化できるので問題なしと見なしてます。

うちは比較的長期間頒布を続けるので、発行案内のペーパー配布は今後真面目に検討しようと思ってます。
ネットへの誘導は、やってもよいけど、実際見本誌の代替としては不足ですし、やるなら見本誌との併用ですね。
サークル前ではチェックしづらい人や、どうしても気になる人向けとして。

なお、うちのコイントレーは、感染症対策ではなく、サークル主の不器用対策です。(落としそうになるので)
新刊以外の在庫はビニールをかけていますが、これも感染症対策ではなく不器用対策。これをやらないと移動だとか箱からの出し入れのときに角をひっかけて痛めるので。

感染症対策は、マスク&手洗い以外は、むしろイベントに来る前後のほうが重要だと思っています。
イベント前二週間は、人との接触がごく少ない状況を保ちました。
(通勤経路はすかすか、会話は互いにマスク着用状態で日に数分程度です。さらに当該期間、外食を避けました。)
イベント当日は、誰かとのアフターはなし。関西エリアの飲食店に立ち寄らず、真っ直ぐ帰りました。
(朝ご飯は事前に買い込んだ物を食べてから来ています。熱中症対策に適度なカロリーと塩分大事。)
そして帰宅後は全身丸洗い。

設営セットはコスト削減目的で手搬入してます。(下の箱が本、上の箱が設営用品)
プラダンはイベント中地面に直置きしたこともあり、すべての荷物は帰宅後3日間カートから出さずに検疫期間をとっています。
(カートは玄関先から移動させず)
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あと熱中症対策。
今回はペットボトルのお茶2本、スポーツドリンク1本を熱中症対策兼日中のカロリー補給用として用意しました。
また、ビニールパウチのポカリスエットを凍らせたものを持参しました。
凍らせたものを、二重にした保冷バッグに入れて前日大阪前入り、保冷バッグごとホテルの冷蔵庫で保管、当日会場に持参、という状態で、イベント閉会後まで凍った部分がある状態を保ちました。こちらは実際涼しかったので出番はなかったですが、万一の場合、今は本当に危険なのでね……。
(帰りに551の冷凍状態なちまきを買って、その保冷バッグに入れて帰ったらかちこちのままで帰れました)


ぶっちゃけ、事前二週間と当日大阪での飲食店不使用は、若干過剰対策だとは思っています。
(マスク未着用の他者が声を発した状態の場所に居合わせる可能性があるという意味で、今の生活の中で一番ハイリスクなために避けましたが、本来はそこまで対策するほどのリスクではないはず。)
なのでここは次回以降、名古屋や大阪の感染者数等の指標が改善したら緩めてよいかなと思っています。

逆に何か対策を足すとしたら、金銭出納の「汚染」と「清浄」を分ける方向かなあ。
「ちょっきり出してください。おつりが必要な場合には両替対応します」って感じで。
(売上金を次回の釣り銭にする方式なので、分離自体は可能。手間に対する効果が薄いと判断して今回はやめたけれど。)


あと、イベント会場が大変すかすかしているので、何を出しているところなのかを普段以上にわかりやすく出しています。
机の前にはサークル概要と新刊案内、ポスタースタンドには新刊案内に新刊の台詞抜き出し、お品書き。
本にはそれぞれ、A6サイズにちょっと足りない程度の紙を値札にして、本の概要を表示しています。
(小さめの文字でも20~30ポイントです。矯正視力0.7未満のサークル主に読めるレベルの文字サイズです。)
実際このあたりを見て立ちよっていただいた方多数です。カオスなところほど、何をしているのかぱっとわかるようにするの大事だと思います。

ということで、そんな感じでございました。