綴虚堂の日々

ヲタの日常

ミュージカル刀剣乱舞「葵咲本紀」

いつものようにネタバレあり。
配信で見て、一回見返しながらつらつら書き連ねたとりとめのない感想です。
今回、とても面白いと思ったのだけれど、「三百年」と深くかかわるストーリーなので、そちらの印象がしっかり残っていないとしんどいだろうなーと思いました。
配信とかでこれから見る人は、ぜひ直前にそちらも。
「つはもの」も見ておいて損はない気がするけど、そちらはプラスアルファくらいでいいかも。


信康の自害から始まるから別軸かと思ったら、とんぼさんを「忠勝」呼びするからつづきだったのかと気づいた
「物吉君が死にますよ」の科白、わかっちゃいたけど聞くとショッキング
でも「信康さんを殺した」の科白でやっぱり混乱を

そして唐突に始まるバックステージものミュージカル

歌って踊ろうといわれたときのぎねちゃんの表情がとてもかわいい

「直政」と「忠勝」のときには村正と蜻蛉さんとはちょっとちがうしゃべり方、関係性なのがまた…
「それを井伊殿に決めさせるのは」とか、よりにもよって新参の井伊に、ってニュアンスよね。


踊るの無理とかいっときながらぴしぴし踊るぎねちゃん格好いい。
手足長いからとても映えますね。

ところでぎねちゃんの夢、今はもうない科白由来なんですね…本編にあったっけと思ってしらべちゃった。


つるさんの言う「あいつ」初見はわかんなかったんですけど、流れ的には三日月のことでしょうか
つるさんかわいいけど、真面目な口調になると格好いいですね。


秀忠&秀康のシーンから信康&おぎ丸の回想シーンへの流れ、とても見事だと思いました。
ライブビューイングで見てるからあれだけど、しっかり子供のしぐさと話し方で…
現地でみたら、きっとガチで子供に見えるんだろうなとおもうと、役者さんってすげえ…
叫んでる最中に声の出し方で、今の軸になったのがはっきりわかるのがまた…
更にそこから取りつかれたような遡行軍との場面の差が見事でした。

うしろから「わっ」とされてとっさに手が柄に伸びるあたり、戦う子感があってとてもいい


「暴れ馬」を理由に殿たちを逃がすというのが、やはりくるものがありますよね…
鬼気迫った感じで戦う村正格好いいと思いつつも、ときどきちらちらする絶対領域に目を奪われてしまいました


メインテーマ「刀剣乱舞」のときの密集ぶりがすごいのも、演者さん&サポート側の力量が上がってきたってことなんでしょうかね・
特に今回長いのが二振りいるのに密集してるので。
ほとんど鞘払わないつるさんはちょっと斬新
あと、曲のラスト部分でシンセかストリングかわかんないのだけどハーモニー部がちょっと怖い雰囲気になってるのって、今回だけだよね?(音量の問題かな?)

村正が重症で脱げたと思ったら、推定すぐあとのシーンでは通常に戻っていたのはちょっと困惑…見間違えたのかと

村正、「妖刀」なのだと自分に言い聞かせてるように聞こえてぐっときました。
村正と蜻蛉ちゃんのデュエットのラスト、最後の最後で違う単語なのかと思ったら「家族」「ファミリー」だったのね。

顔を笠で隠してやたらと身軽で煙幕なんぞを使う人…「どこの忍ですか?」と最初思いましたよ

そして明石による煽りターン…
正直ちょっと怖いと思いつつ、今回一番謎が深まったキャラな気がします

信康さんが笠とったところで…ひょっとしてこの軸では丸さん、服部半蔵の俗説にのっとって忍者の大将やってたりするの?などと思うなどw

さだちかさん、とうらぶ関連のメディアミックスでは珍しく、口が悪い、かつ、行動も粗野な部類なので、逆に刀剣男士が全体に話し方がお上品なのが目立つというか…

そして検非違使と一対一になってからのつるさんの貫禄がものすごいですね。
「けえけえ」は鶴の声の擬音ってことでいいんでしょうか?
うん、でも見事なギャップでした。原作絵のはかなさはあんまり感じないんですが、かわいらしいところからの歴戦の風格の差が。

そして明石のあおりパートそのに
やっぱり解釈にとても悩む…

「歴史から消される」云々をぎねに語らせるのはずるいと思います…。

「先輩」ダンサーさんの動きが全体に見事で、刀と一緒なんだって一目でわかるのすごいと思います
そしてラストの重唱、こういうの大好きなんですよ。刀ミュだと虎徹s以来の印象。

そしてつるさん、そんなおどろきはいりません!


そんな感じでした。
あくまで思ったままに書き連ねただけなので、そのうち人に勧めるための文章は別で書きたいなと思っています